2012年08月01日

徒然読書記録(著者サ行)

斎藤 隆介「花さき山」
坂井 かをり「がん緩和ケア最前線」
佐藤 可士和「佐藤可士和の超整理術」
渋井 哲也「ウェブ恋愛」
自由国民社「もしそれがわたしだったら」
首藤 瓜於「脳男」
成美堂出版「東京カフェじかん。 2011年版―心あたたまる穏やかな時間 (SEIBIDO MOOK)」
千田 有紀「女性学/男性学 (ヒューマニティーズ)」




佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術


【感想】
整理=エンタテイメント

という考え方をしたコトがなかったので、なるほどなーと印象に残った

アートディレクターである佐藤さんは、
小さな頃から整理した後のスッキリ感、もやもやした霧がパッと晴れたような爽快感がたまらなく好きだったそう
その楽しさを追求しているうちに磨きがかかり、混沌とした社会や時代を相手に、整理を駆使して問題解決するという爽快さが仕事に結び付いているのだそう

そんな佐藤さんの手懸けたモノは、確かにシンプルで洗練されていて、それでいてワクワクさせる輝きを放っている

整理の順序、コツなどもとてもシンプルに紹介されており、随所に佐藤さんの作品も載っているので、スラスラ読める一冊

【商品の説明】
ヒットデザインは整理から生まれる!SMAPから携帯電話まで斬新なデザインとアイデアで話題を呼ぶ佐藤可士和自らがアイデアの源泉を語る!

アイデアとは、無理やりひねり出すのではない。対象を整理し、相手から見つけ出すものだ。

今日、企業から公共・教育機関まで多方面で注目を集めているアートディレクター、佐藤可士和氏。SMAP、携帯電話、ユニクロ……著者の手がけたヒットデザインやアイデアは、思いつきではなく、状況を把握し、整理することによって導き出されたもの。本書で語られる整理術とは、生活の知恵としての整理だけではなく、困難や課題に直面した際に活用できる問題解決のためのテクニックである。
本書では整理術を身に付ける手順として3つのレベル、「空間の整理」「情報の整理」「思考の整理」を設定。NTTドコモの携帯電話「N702iD」、ユニクロのTシャツブランド「UT」など、多くの事例を交えながら各整理術のキーコンセプトを解説。画期的なアイデアは、無理やりひねり出すのではなく、現状を整理するところからはじまる。アイデアは必ず目の前にある。さまざまな課題に直面したとき、解決の糸口を見つけ出すための可士和流仕事術を初公開。
内容(「BOOK」データベースより)
仕事も頭もスカッと爽快。空間・情報・思考のもやもやを一刀両断!気鋭のアートディレクター、秘技初公開。




2012年08月03日

花さき山/斎藤 隆介 滝平 二郎

花さき山

花さき山


【感想】
やさしいことをすると
美しい花がひとつ咲く


初めて読んだ時から、忘れられない作品

行間の良さが光る作品

読み終えた後、とても優しい気持ちになれる

【商品の説明】
山菜をとりにいって、山ンばに出会ったあや。
やさしいことをすると美しい花がひとつ咲くという花さき山の感動のものがたり。




2012年08月06日

もしそれがわたしだったら/自由国民社



【感想】24の反戦詩集

「ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ」

奪われたことに対する悲しみや苦しみが、ひしひしと伝わってくる詩をはじめ、与謝野晶子の「君死にたまふこと勿れ」なども掲載

古くは万葉集、防人の歌も

古き時代から反戦は唱えられ、うたわれ、それでもなくなる気配のないまま今日まで時は流れた

8月15日

終戦記念日まであと数日

【商品の説明】
忘れたくない、願いと、怒りと。24の反戦詩集。

内容(「MARC」データベースより)
戦争で人が死ぬのは嫌だ-。そんな想いがこめられた心にひびく詩・一節を、万葉集から現代まで集めて編纂。与謝野晶子、茨木のり子、原田大助、折口信夫…。忘れたくない、願いと、怒りと「24の反戦詩集」。




ウェブ恋愛/渋井 哲也



【感想】
発刊年度が少々前だからか、ツイッターやフェイスブックに関する記述はなし

blog、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている

'95年のWindows95の登場時、自分はまだ小学生だったが、反響の大きさは何となく覚えている
インターネットにより、ネット婚やパソ婚といったものが増加し、'97年のAOLの登場は、ウェブ恋愛をさらに後押ししたそうな
さらに現在では、何やら「バーチャル結婚式」というものもある模様

ところで私は、「ウェブ恋愛」の定義がいまいち分からない
私自身、読書会や勉強会に参加する際、インターネットを利用して、開催情報を調べ、参加を申し込む
参加する手段として、ウェブを利用し出会い、結果的に仲良くなった人との交流は、「ウェブ恋愛」や「ウェブ友情」と括るものなのか

メールやチャットなど、ウェブ上でのみやりとりし、意気投合した結果、オフ会や2人きりなどで会いましょうとなり、恋愛へ発展した関係(もしくは、会う前から恋愛関係になるもの)を、自分の中では「ウェブ恋愛」と考えていた
勉強会や読書会を、スクールやサークルのように位置づけるならば、
「今のカレ、どこで出会ったの?」―「通っているスクール/サークル」
という会話が成立し、
「今のカレとは、何がきっかけで付き合ったの?」―「ウェブで」
とは、ならないような気がしたからだ

しかし、本書の中では、

■実際に会ってから恋愛が始まる場合
■会う前からメールだけで好きになってしまう場合
■実際に会わないで、ネットの中で恋愛を続ける場合

上記すべてを、ウェブがきっかけとなった恋愛=ウェブ恋愛と位置づけているようだ

SNSの代表格mixi上のウェブ日記の分類

■備忘録型(自分のために覚え書きを残す)
■日誌型(情報をほかの人に提供する)
■公開日記型(ほかの人に自分という人間を知ってもらう)
■狭義の日記型(自分で自分を理解するため)

や、
恋愛弱者
恋愛依存症(ちなみに医学用語として、この言葉が存在しているわけではない)
恋愛資本主義ピラミッド
に関する記述も興味深い

【商品の説明】
ブログ、SNSなどの浸透にしたがって、これまでとまったく異なったコミュニケーションをしている人が増えている。
インターネットを通じて知り合い、意気投合し、恋愛関係にいたる。
こうした行動は現実の人間関係の希薄さの表れなのか。
また、匿名メディアである電脳空間は危険な犯罪の温床なのか。
ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫るルポルタージュ。

内容(「MARC」データベースより)
恋愛弱者への福音か、虚構か。ブログ、SNS、チャット、出会い系…。
ウェブを介した恋愛の実際やネット発の純愛ブームの背景を取材。同時に、新ツールがもたらした新時代の恋愛観の本質に迫る。