2012年08月03日

徒然読書記録(著者カ行)

片山 修「銭華」
金子 みすゞ「わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集」
樺 旦純「朝1分仕事が楽しくなるトレーニング―世の中をすいすい渡る心理学」
倉科 遼, 和気 一作「9・15 リーマンショック」
黒武 洋「そして粛清の扉を」




銭華/倉科 遼, 和気 一作



【感想】
バブルがはじける前の日本、兜町が舞台

復讐のために、数千、数億円のお金を稼いでやる!
という主人公の気迫に圧倒される
女帝の兜町Ver.な雰囲気

仕手株戦の描写はどこまで正確なものか分からないけれど、カネと情報を使っての騙し討ち
生きるか死ぬかの戦い

お金をとことん、道具として考えた時に、こういう世界に行き着くのかなぁと

【商品の説明】
はじまりは高知。地主が権力を握り、金の力で他人の人生を翻弄する。
親子ともに人生を翻弄された主人公坂本千尋は、殺されたも同然で死んだ母の復讐のために東京で金を稼ごうと決意する。
稼ぐ金も数百万円という単位ではない。数千万、数億という単位だ。
18歳の学歴もコネもない少女は兜町の投資顧問会社に単身乗り込み、面接を突破し、一癖も二癖もある投資顧問会社社長の片腕として働くことになる。
舞台は兜町。
さまざまな思惑が跋扈するこの町で千尋はさまざまな経験をし次第に相場氏としての経験値を上げてゆく。




2012年08月08日

9・15 リーマンショック/片山 修

9・15リーマンショック その時、トップはどう動いたか

9・15リーマンショック その時、トップはどう動いたか


【感想】
リーマンショックの背景には、行き過ぎたレバレッジの問題がある
何十倍、何百倍ものレバレッジをきかせて、ファンドを運用することが果たして許されるのか?(いわんや、許されない)

と、著者は指摘する
そして、元金融担当大臣、証券取引所トップ、メーカーのトップなどにインタビューを行い、まとめたのが本書である

一番印象に残ったのは、りそなHD取締役の章

本書の中で、リーマンショック以前のサブプライムローンについても触れており、
シティグループの会長がプライベートジェットで日本へ来た時の事を語っている

当時、「我々は日興グループを傘下に収めている。日本のリテールビジネスを強化したいので、ぜひ出資して資本協力をしたい」と、大分強気の申し込みがあったそうだが、
外資系ブランドが、日本のリテールビジネスに参入してもうまくいかないだろう
という考えから、断ったという
断っていなかったら、どうなっていたのだろう


また、リーマンショックを受けて、彼は
損切りの決断の重要性
を再認識したという

損切りは、勇気がいるし悔しさも伴う
しかし、小さな芽のうちに決断し、一つひとつのリスクを摘み取っていかなければ、必ずより大きなリスクを背負い込むのだ、と

リーマンショックを乗り切った企業、淘汰された企業を見て、

「企業は、イノベーションを起こし、変化に対応しなければ生き残れない。透明性と多様性は、そのために不可欠の土壌である」

と述べているが、まさに…

今回の東日本大震災についても同様の事が言えるのかな、と思った
サプライチェーンを受けて、企業はリスク分散の重要性を改めて認識した
今後は、今まで以上に分散を実行していくべきだろう
国も同様に、東京に様々な機能が集中し過ぎている事を見直さなければならない


資本主義は、成長なくして存続しない
社会を活性化するためにも、成長を考えるべきである

本書を読んでリーマンショック、そして今回の東日本大震災に思いを馳せ、
「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれる」
という松下幸之助の言葉を目にすると、この言葉をより深いものに感じる

【商品の説明】
いまだからこそ話せる! 最前線7人の証言

2008年9月15日、米投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻した。
世界経済は一夜にして未曾有の危機に陥り、日本経済も深刻なダメージを
受け、多くの企業はいまだ先の見えないトンネルの中にいる。

世界同時不況下、トップたちは何を考え、どう動いたのか?
あれから1年、危機から何を学ぶか?

細谷英二――りそなホールディングス会長
林田英治――JFEスチール社長
竹中平蔵――慶應義塾大学教授
木下光男――前トヨタ自動車副社長
斉藤 惇――東京証券取引所グループ社長
上田良一――三菱商事常務執行役員
堀新太郎――ベインキャピタル・ジャパン会長

7人の証言は、危機の本質に迫り、資本主義の行く末を探るための重要な
手がかりとなる。

内容(「BOOK」データベースより)
二〇〇八年九月十五日、米投資銀行リーマン・ブラザーズが破綻した。
世界経済は、一夜にして未曾有の危機に陥った。
日本経済も深刻なダメージを受け、多くの企業は、いまだ先の見えないトンネルのなかにいる。
世界同時不況下、トップたちは、何を考え、どう動いたのか。
七人の証言は、金融危機の本質に迫り、資本主義の行く末を探るための重要な手がかりとなるはずだ。




2012年08月13日

わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集/金子みすゞ



【感想】
みんなちがって
みんないい

この言葉にもの凄く救われた記憶がある

金子さんの詩の言葉はとても優しい
そして、現代の人?と思うほど、当時にしては新しい感覚を持っていた人だと思う

【商品の説明】
金子みすゞが残した512編の作品から、まず最初に読んでほしい60編を選び、旧仮名・旧漢字を改めて読みやすくまとめた童謡集です。
小学校国語教科書に採用されている作品をすべて収録しています。




2012年08月14日

朝1分仕事が楽しくなるトレーニング―世の中をすいすい渡る心理学/樺 旦純



【感想】
「言わなくてもわかるだろう、をやめる」や「してあげたのに、と思わない」は、気持ちは伝わるだろうという以心伝心の誤った解釈から、やりがちなのかなと反省

「本人よりも第三者にほめてみる」は、恋愛心理学的にも有効と以前、別の書籍で読んだ気が

個人的には、
ストレスをためないトレーニング「困った人」との付き合い方
・自分の話ばかりしたがる人
・噂話の好きな人
・陰でけなす人
・虚栄心や嫉妬心の強い人
が参考になったかな

自戒の意味も含めて

【商品の説明】
本書では、仕事がスムーズに進み、できる人になるための五十五のポイントをあげ、「ヒント」として解説した。

内容(「MARC」データベースより)
嫌な上司、苦手な仕事、足りない時間…。
これがある人はチャンスです! 仕事がスムーズに進み、コミュニケーション能力の高いできる人になるための55のポイントをあげ、ヒントとして解説。




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