2012年07月26日

徒然読書記録(著者ハ行)

浜 矩子「ユニクロ型デフレと国家破産」
春山 昇華「サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉」
坂東 真砂子「死国」
東川篤哉「謎解きはディナーのあとで」
東野圭吾「手紙」
東野圭吾「秘密」
福井 晴敏「亡国のイージス」
ブルーガイド「東京 (ブルーガイド―プチ贅沢な旅)」
本田 桂子「その死に方は、迷惑です 遺言書と生前三点契約書」




2012年07月27日

手紙/東野圭吾

手紙

手紙


【感想】
泣いた
読んでいる最中も、読後も深く考えさせられる一冊
こうしたヒューマンものによくありがちな"綺麗事"ではない話が、本書では綴られている
主人公が勤めた先の、社長の言葉が重く、深い
題名「手紙」のもう一つの意味を理解した時、息を飲んだ

【商品の説明】
Amazon.co.jp
本格推理から学園ミステリー、パロディー小説や絵本など、さまざまな作風で読者を魅了しつづける著者が、本書でテーマに据えたのは、犯罪加害者の家族。犯罪が、被害者や加害者だけではなく、その家族にまで及ぼす悲しい現実を見据えた意欲作である。殺人犯の弟という運命を背負った高校生が成人し、やがて自分の家族を持つにいたるまでの軌跡を、大げさなトリックやサスペンスの要素を用いることなく、真正面から描ききっている。
武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、獄中から手紙を送る剛志。一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく直貴。日を追うごとに、剛志からの手紙は無視され、捨てられ、やがて…。

1999年に刊行された『白夜行』以降、著者は『片想い』 『トキオ』など、連載小説という発表形態を通じて、読み手を飽きさせないだけのストーリーテリングの実力を確実に身につけてきた。新聞連載された本書も、バンドデビューや窃盗事件などの出来事を積み重ね、そのつど揺れ動いていく直貴の心の危うさを巧みに演出しながら、物語を引っ張っていく。しかしながら読み手は、たえず居心地の悪さを感じずにはいられないだろう。なぜなら、直貴に向けられる差別は、私たち自身の中にも確実に存在するものだからである。「差別や偏見のない世界。そんなものは想像の産物でしかない」と言い切る直貴の言葉が、ずっしりと心に響く。(中島正敏) --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。


内容(「BOOK」データベースより)
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。



ラベル:手紙 東野圭吾

秘密/東野圭吾

秘密

秘密


【感想】
東野さんの得意分野は、推理小説だけではないのだと改めて実感する一冊
秘密、という題名の深さに気が付いた時、胸に刺さる痛さがある

【商品内容】
出版社/著者からの内容紹介
妻と小学五年生を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだ筈の妻だった──。

内容(「BOOK」データベースより)
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。




2012年08月02日

謎解きはディナーのあとで/東川 篤哉

謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで


【感想】
面白い!とよく聞いていたので、期待して読んだけれど、
思っていたより、推理小説としては軽め

テンポ良く読めるし、
「お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」
とか
「お嬢様の目は節穴でございますか?」
という執事の台詞には笑わせられるのだけど

執事を探偵カテゴリーに当てはめるならば、安楽椅子探偵なのかな

執事は欲しくなる

【商品の説明】
第8回(2011年) 本屋大賞受賞
内容説明
執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理!

ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。
彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。




2012年08月03日

亡国のイージス/福井 晴敏

亡国のイージス

亡国のイージス


【感想】
普段あまり読まない部類の本であることと、登場人物の多さから、慣れるまで読み進めるのに苦戦した
登場人物、ほぼ男
男の人って、こういう事を考えながら生きているのかなぁ、と

男臭い生き様や、それ故に派生するドラマ

本の分厚さに違わず読みごたえあり

ラスト近くの米国がちらっと登場する辺り

…何だかひやっとした

【商品の説明】
在日米軍基地で発生した未曾有の惨事
最新のシステム護衛艦いそかぜは、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める
交わるはずのない男たちの人生が交差し、ついに守るべき国の形を見失った盾が、日本にもたらす恐怖とは




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